2023年4月16日(日)
新潟県胎内市にあるスピードパーク新潟様 多目的スペース内にてSafety Riding Schoolを開催いたしました。
5月11日(木)より始まる「春の交通安全運動」に先駆けて皆様への注意喚起を行い、モーターサイクルライフが更に安全で楽しく過ごせるよう新発田警察署ご協力のもと、新潟県警察本部 交通機動隊隊員を講師に呼んでライディングテクニックの基礎となる部分を皆さんに学んでいただきました。
主な内容としては
・ウォーミングアップ～外周走行
・ブレーキングによる荷重移動
・スラローム走行～Uターン
まずはしっかり準備運動、体を温めた後は愛車の暖気運転をしてからスタート。
リラックスして外周走行を反時計回り～時計回りと行いウォーミングアップ。
続いてブレーキングによる前後荷重移動の確認。
加速してからしっかり減速、そして再度加速してから減速。この動作で車体をしっかり支えられていないとバランスを崩してしまいますので、ニーグリップの重要性を理解いただきました。先にリヤブレーキのみ使用し減速をしていただき、その後に前後ブレーキによる荷重移動を行い、制動力の違いを体験して貰いました。急にブレーキを掛けるとニーグリップが緩み、上体に力が入って姿勢が不安定になってしまいがち。そんな時こそ正しい動作・姿勢を作ってもらえるようレクチャーしました。
休憩時には個別に不安な部分をヒアリングして、その場でアドバイスをしながら今後の運転に役立つお話をしつつ参加者の皆さんが交流を深めると言う嬉しい光景が見られました。
休憩の後はスラローム走行。車体を傾けながら運転はモーターサイクルだからこそ味わえる走法ですね。
公道では経験することもなく、自動車学校で習っていても当時の感覚を忘れる方が少なくなかったように見えましたね。ここではゆっくり感覚を確かめながらアクセルワークでリズムを作る、視界を広く保つ、ニーグリップを忘れないと言った要点を押さえながらしっかり練習していただきました。アクセルを入れることで車体に起きる動作を改めて確認出来たのではないでしょうか？慣れていくにつれ、少しペースを変えてみたり、Uターン走行に切り替えたりしながら操る楽しさを覚えた方も見受けられました。
そして休憩の際に私が思い付きで考えた企画を提案。
「せっかくなので白バイ隊員に挑戦して貰おう」と言った試みを希望者を募って実際に走っていただきました。
希望者のなかで
・白バイを追いかけてみたい方
・白バイから逃げてみたい方
それぞれ普段経験出来ないであろうシチュエーションを体験してもらい、楽しみながらスキルアップをすると速く安全に運転することが出来ると言うことを体験した側、見ている側でも実感して貰いました。
途中白バイ隊員がサイレンを鳴らしてくれると言ったサービスで場内は大盛り上がりとなってスクール課題を終了。
最後に参加者の皆さんと記念撮影をして感想を伺いながら各自解散となりました。
帰り道は練習の成果を発揮してかっこいいライダーに見える運転が出来たでしょうか？
今後もセーフティライディングスクールの開催を予定しております。是非このようなスクールに参加して「モーターサイクルもライダーもかっこいい！」と言われるようになりましょう！私たちがかっこいいライダーになれるようお手伝いさせていただきます。
最後に参加者の皆さん、本日は大変お疲れ様でした。
今回のスクールで得たものは今後の安全運転にきっと役立つものばかりです。実践した内容を常に思い出し、これからのモーターサイクルライフがもっと楽しくなることを願っております。
今回のライディングスクールの様子が当日のニュースで紹介され、YAHOOニュースにも掲載されたのでご紹介いたします。